Bリーグ滋賀レイクスターズが1月7日、筑波大学4年生の野本大智選手と特別指定選手契約を締結したと発表した。
特別指定選手契約は満22歳以下の選手を対象とする契約。2020‐21シーズンは特別指定選手、2021-22シーズンは通常のプロ契約となる。契約期間は2022年6月30日まで。
野本選手は1998(平成10)年6月25日生まれ。身長183センチ。ポジションはポイントガード(PG)。一般受験で筑波大学に入学し、1年次からロスター入り。全日本大学バスケットボール選手権(インカレ)1年次準優勝、2年次4位、3年次優勝、4年次準優勝。
野本選手は「Bリーグの舞台でプレーできることをとても嬉しく思います。自分の持ち味を活かしつつ、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」(原文ママ)とコメントした。
滋賀のショーン・デニスヘッドコーチは「野本選手はモチベーションの高い若い選手であり、優れたバスケットボールIQでチームに貢献してくれると思う。大事な時のスコア能力や、ボールマンに対するディフェンスにも優れた能力を持っている。チームにとって非常に良い影響を与えてくれるだろう」と期待を寄せる。
滋賀の釜渕俊彦社長は「野本選手は筑波大で昨年度のインカレ優勝の原動力となったPG。アグレッシブなディフェンスや高確率で放つ外角のシュートが武器であり、何よりも高いバスケIQというPGとして理想的な資質を持っている。相手への適応する能力もあるので、Bリーグで多くの経験を積むことによってリーグトップレベルのPGへと成長してもらいたい」と期待する。
野本選手はチームに合流済みで、Bリーグへの選手登録完了後、早ければ1月23日・24日のサンロッカーズ渋谷戦からベンチ入りが可能となる。