色とりどりのもなかでチョコレートを挟む「心よせ 結(ゆい)」の販売が1月16日、叶 匠壽庵(大津市大石龍門)で始まった。
バレンタインに合わせての販売で、滋賀羽二重もち米のもなかにはバラやナデシコ、スミレなどの花やチョウ、千鳥など10種類の絵柄を印刷し、「草花や色に思いを込めて贈る」日本ならではの文化を表現した。もなかに宇治抹茶ときな粉のチョコレートを挟んで食べる。同社広報の堀真規子さんは「コロナ禍のバレンタインで、会いたくても会えない人に贈ることで心がつながるように『結』と名付けた。花言葉や色合いに意味を込め、全ての柄にハートを忍ばせた。ハートはよく見ないと見つからないようにして、日本ならではの奥ゆかしさを表現した」と話す。
「人との距離や関係の在り方も変わり、今までの当たり前が当たり前ではなくなったときに改めて気付くのは、思いを伝えることの大切さやつながりの温かさ。今だからこそ感謝の気持ちを贈っていただければ」と呼び掛ける。
寿長生(すない)の郷(さと)(大津市大石龍門)など全国72店舗とLOHACOストアで販売する。3個入り=810円、5個入り=1,188円、10個入り=2,430円。2月中旬まで。無くなり次第終了。