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滋賀レイクスターズグッズ担当新入社員の奮闘 ツイッターで話題

大量に陳列されたマグニーのぬいぐるみ

大量に陳列されたマグニーのぬいぐるみ

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 滋賀レイクスターズのグッズ担当の新入社員のツイッターが話題を集めている。

滋賀レイクスターズグッズ担当の新入社員、春日さん(マグニーで顔を隠す)

 新潟出身の春日結汰さんと滋賀との出合いは学生時代。「京都の大学を受験したつもりが、キャンパスが滋賀だった」と話す春日さん。大学2年次に滋賀レイクスターズで長期インターンシップを経験した。2018-19シーズンのホームゲーム運営やポスター配布などの仕事を手伝い、仕事ぶりがレイクスターズの目にとまった。昨年春、別の企業に就職が決まっていたが、「熱心に誘ってくれた」レイクスターズに入社することになった。新型コロナウイルスの影響で会社は4月から休業。春日さんが本格的に出社したのは5月下旬になってからだった。選手が大量流失し、会社の体勢も変わり、滋賀レイクスターズにとって厳しいスタートとなった2020-21シーズンに、春日さんの「新卒1年目」が始まった。

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 グッズ担当となった春日さんは「ファンの方と交流しながらグッズを届けたい」という思いから、昨年6月に「新卒ハル」としてツイッターを始めた。春日さんは「試合会場でグッズ売り場にいると、お客さんがグッズ担当の人ですか、と声を掛けてくれる。人との関係を大切にしたいのでうれしかった」と話す。

 「チャレンジしながらも、在庫は抱えず経営面では慎重に」という制限がある中、春日さんは「選手の商品はバリエーションを増やすことができ、店頭にディスプレーした時にインパクトがある」という上司のアドバイスを基に、新商品の開発に挑んだ。10月には「10分の1スケール」アクリル定規を発売。各選手写真がプリントされ、身長の10分の1サイズで、17.8センチや19.8センチという中途半端な長さの定規に多くの反響が寄せられた。

 11月にはスクリプトパーカーを発売。会場で販売するとすぐに売り切れた。春日さんは「予想以上に売れて販売機会の損失となってしまった。在庫を抱えることができない中、売り逃しをしないように仕入れ数を決めるのが難しい」と振り返る。スクリプトパーカーは色を追加して再入荷し、現在までに80着を販売した。春日さんは「アパレルを担当してくれているお店から、こんな売れ方をしたのは初めてだと言われた。普段使いできるグッズは今まで作っていなかったので、お客さんに受け入れられたのだと思う」と話す。

 2月、春日さんのツイッターが話題を呼ぶ。「やってしまいました。。明日vs千葉の設営途中。約70箱の何かが届きました。中身はなんとマグニーのぬいぐるみ。1桁間違えて発注してしまいました。120匹のつもりが、1,200匹。自信を持って作りましたが作りすぎた、、/新卒ハル」(原文ママ)

 大量に陳列されたぬいぐるみの写真と共にされたツイートは490リツイート、1300いいね、インプレッションは30万を超えた。2月6日・7日にYMITアリーナ(草津市野村)で開催された千葉ジェッツ戦のグッズ売り場は滋賀レイクスターズのマスコットキャラクター、マグニーで埋め尽くされた。大量のマグニーの前で写真を撮影する人や、春日さんに「例のマグニー?」と声を掛ける人も多く、グッズ売り場がにぎわった。2日間で180体が売れ、オンラインショップを合わせると200体が販売された。

 広報担当の大宮健司さんは「新卒なのでパーフェクトじゃなくていい。もっと大胆に失敗して、突っ走って、お客さんに共感してもらって、かわいがられたらいい。春日くんはグッズだけでなく、新入社員として雑用も任される中、頑張ってくれている」と評価する。

 2月13日・14日にYMITアリーナ行われる琉球ゴールデンキングス戦に向けて新商品の開発をした春日さんはツイッターでアイデアを募集。投票機能を使い、マグカップの柄の人気投票を呼び掛けた。春日さんは「滋賀の人とコミュニケーションを取って、滋賀を巻き込みたい。お客さんに楽しんでもらって、グッズを使って何かを届けられれば」と意気込みを見せる。

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