守山タクシー(守山市守山)が3月3日、キャンピングカーとアウトドア用品のレンタルサービスを始める。
新型コロナウイルスの影響によるアウトドア人気を受け、キャンピングカーのレンタル事業を開始することとなった。レンタルするキャンピングカーは、マツダのボンゴトラックをベースにしたAtoZ社のAmity Porto(アミティ ポルト)で、 「ライトキャブコン」と呼ばれるコンパクトタイプ。6人乗車・6人就寝が可能で、座席をアレンジしてテーブルにもベッドにもなる。FFヒーターでエンジンをかけずにヒーターを付けることができる。冷蔵庫、テレビ、カセットコンロもあり、アウトドアだけでなくリモートワークや琵琶湖岸でのワーケーションのオフィスとしての利用も見込んでいる。
アウトドアの初心者向けにダッチオーブンやバーベキューセット、まき割り器、たき火台、テントなどのアウトドア用品のレンタルも行う。火おこし体験ができるファイヤースターターや昆虫観察レンズ、星座早見盤などアウトドア遊具の貸し出しも行う。守山新聞センタードローン事業開発部(守山市金森町)と協力し、ドローンの貸し出しと教室も実施する。
2月9日に守山市役所(守山市吉身)でキャンピングカーの内覧会が行われ、宮本和宏市長がキャンピングカーを見学し、まき割りと火おこしを体験。宮本市長は「家族や友人と出掛けてアウトドアを楽しむだけでなく、家の前に置いて子どもが友達を連れて来たときに遊ぶ場として使うこともできそう。ワクワクする」と話した。
守山タクシーの三品知寛社長は「キャンピングカーでレジャーだけでなく仕事など、新しい楽しみ方を体験して、より豊かな暮らしを体感していただければ」と呼び掛ける。
キャンピングカーのレンタルは10時間1万1,000円~。予約はウェブサイトで受け付ける。