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大津市雄琴に「麺屋聖」 京都で人気のラーメン店、滋賀初出店

麺屋聖雄琴店の「淡竹」貝のうま味が効いたスープが特徴

麺屋聖雄琴店の「淡竹」貝のうま味が効いたスープが特徴

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 麺屋優光グループのラーメン店「麺屋聖(きよ)」雄琴店(大津市雄琴)が5月13日、オープンした。滋賀県初出店。

ラーメンを出す麺屋聖 雄琴店店長の宮本さん

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 京都で人気のラーメン店麺屋優光(京都市)の味を忠実に再現。アサリ、カキ、シジミの貝のだしに、京都のしょうゆをベースに数種類のしょうゆをブレンドした「淡竹(はちく)」や、カツオと昆布だしのしょうゆラーメン「真竹(まだけ)」、しっかり味の濃いしょうゆラーメン「黒竹(くろちく)」(各850円)の3種類を提供する。

 オープンに先立ち、12日には無料でラーメンが振る舞われた。朝10時から並んだという守山市の男性は「ラーメンが好きで、麺屋聖の一乗寺店にも食べに行ったことがある。黒竹はしょうゆの風味が際立っていておいしかった」と話した。友人家族と一緒に来店した大津市の女性は「京都の店のファンで、大津にできると聞いて、とてもうれしかった。淡竹は色が薄いが味が濃くておいしい」と喜んだ。

 雄琴店は麺屋聖のフランチャイズ1号店。優光の味にほれ込んだFab(大津市雄琴)の渡邊賢太さんが麺屋優光の社長、中田康顕さんにプレゼンをして、出店が決まった。渡邊さんは「飲食業を15年以上やってきて、コンサルティングやマーケティングに自信がある。優光のおいしさと、自分のマーケティング、得意分野を合体させたらいいものができるはず。フランチャイズ展開の1号店としてモデル店となるようにしたい」と話す。

 「今日もスープを味見して、スタッフ全員で『おいしい』と実感した。味は間違いがないので、店舗の内装にこだわり、衛生面を徹底した。トイレもラーメン屋の次元を超えたトイレを作った。ラーメン屋はラーメン1杯でしか勝負ができない。スタッフの身だしなみや言葉遣いにも気を付けている。ラーメンがおいしくて、店がきれいで、スタッフも感じが良ければ、また来ようと思ってもらえると思う」とも。

 中田さんは「滋賀の人にたくさん食べていただきたい。知っている人はもちろん、知らない人にも優光のラーメンを届けていきたい」と話す。店長の宮本雄次さんは「改善する点はまだあるが、雄琴店のラーメンを食べた人にツイッターで『100点満点』と言っていただいて、うれしかった。おいしいラーメンを広めていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~15時、17時~22時(金曜・土曜は24時まで)。スープが無くなり次第終了。木曜定休。

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