クラウドファンディングとネットショップについてのセミナー「滋賀・守山で起業・チャレンジを加速させる。クラウドファンディング×BASEセミナー」が6月27日、今プラス布団屋の元倉庫店(守山市梅田町)で開催される。
今プラス布団屋の元倉庫店は4月にオープンしたコワーキングスペース。クラウドファンディングのサポート事業をするメディアート(長浜市)の社長、植田淳平さんが「起業のまち守山で、何かにチャレンジする人の第一歩を踏み出すきっかけをつくりたい」と、今プラス社長の中野龍馬さんに提案してイベント実施にこぎ着けた。
中野さんは過去5回クラウドファンディングを行い、1回目は数万円の支援にとどまり失敗したが、その後は4回とも目標金額を達成した。中野さんが自身の経験からクラウドファンディングの活用方法について講義する。植田さんは「コワーキングスペースを立ち上げたときの苦労話など、起業についても実体験を伝えてもらうことで起業したい人の参考になると思う」と話す。
「起業家の集まるまち」として起業・創業の支援を積極的に行っている守山市役所の杉本悠太さんはクラウドファンディングの補助事業について説明する。植田さんは「守山市は、滋賀県で初めてクラウドファンディングの補助事業を始めるなど、起業をする人を全面的に応援してくれるまち。何かにチャレンジしたい人には守山はとてもいい場所」と説明する。
副業、Wワークでネットショップを始める人が多いことから、ネットショップについてのセミナーも実施する。「BASE」のカスタマーサクセスグループの高梨雄次さんが「コロナ禍に売り上げを伸ばした飲食系ネットショップは何をしたのか」や「視点を変えれば誰でも売ることができるものは何か」など、具体的な実例を紹介してすぐに実践できるノウハウを講義する。
植田さんは「いい場所が守山にできたので、人が集まって、一つでもチャレンジが生まれてほしい。クラウドファンディングやネットショップは第一歩で、数カ月後にその成果をシェアできるようなイベントもしたい。コミュニケーションが生まれて、何かが生まれる場所になれば」と呼び掛ける。
開催時間は13時~15時。参加費は今プラスのドロップ利用料金のみ。2時間=600円、3時間=900円、今プラス会員は無料。定員は30人。要予約。