Bリーグ滋賀レイクスターズが6月16日、ショーン・オマラ選手と2021-22シーズンの選手契約を締結したと発表した。
滋賀レイクスターズに加入したショーン・オマラ選手(©B.LEAGUE)
オマラ選手は1995年9月5日アメリカ生まれの25歳。208センチ、116キロでポジションはセンター。アメリカの大学を卒業後、フィンランド、オーストラリアを経て、2019年にB1大阪エヴェッサに加入。2020-21シーズンはB2バンビシャス奈良で51試合に出場し、1試合平均得点は18.3点。40分間フル出場した2月14日のファイティングイーグルス名古屋戦では33得点のシーズンハイを記録した。
オマラ選手は球団広報を通して「滋賀に行くこと、皆さんの前でプレーするのを楽しみにしている。地域、Bリーグを代表できるように全力を尽くしたい」とコメントした。
滋賀のルイス・ギル・トーレスヘッドコーチは「オマラ選手は日本でのプレー経験があり、チームにとって大事な選手の一人。ピック・アンド・ロールとローポストでのプレーを得意とし、リバウンド能力も高く、スリーポイントシュートも打てる。バスケットボールの理解力が高く、われわれのフィロソフィー(哲学、全員が共有する考え方)に合う選手」と評価する。
アシスタントゼネラルマネジャーの八幡幸助さんは「まだ25歳とB1でプレーする外国籍選手としては若いが、すでにB1の大阪エヴェッサで活躍し、今季はB2でリバウンドとブロックで4位、得点ランキング6位と、日本で着実にステップアップしている選手。2シーズンの成長に加え、彼のインサイドでの力強いプレーはもちろんのこと、アウトサイドからもシュートも打てるスキルは目指すチームづくりに大きな力となると思う」と期待を寄せる。