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守山のJR沿線に350本のヒマワリ 「乗客に元気を」

守山のJR沿線に植えられたヒマワリ

守山のJR沿線に植えられたヒマワリ

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 守山市伊勢町のJR沿線に植えられたヒマワリが見頃を迎えている。

線路に向かって咲くヒマワリ

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 守山市観光物産協会(守山市吉身)は2020年7月から、守山市の事業者や市民、医療従事者などを応援するプロジェクト「ROOT for PEOPLE」を実施している。「プロジェクトのモチーフでもあるヒマワリを咲かせることで、皆さんに元気を与えたい」と、「ひまわりプロジェクト」を開始した。

 5月1日には守山商工会会員約1300事業所にヒマワリの種を配布し、「市内の至る所でヒマワリを咲かせよう」と呼び掛けた。5月14日には、JR沿線の守山市の所有地に観光物産協会の役職員と守山市職員で種をまいた。伊勢町の地域住民が毎日水やりを担当し、6月25日からヒマワリが咲き始め、現在は約350本が咲いている。ヒマワリの後ろには「新型コロナに負けない」「頑張ろう守山」と書かれた横断幕を取り付けた。

 ヒマワリは、午前中は電車の方を向いて咲いている。観光物産協会の田中直子さんは「電車から見えるのは一瞬だが、電車の中で、うつむき加減で元気を失っている皆さんに少しでも励みにしてもらえれば」と話す。

 「思ったよりもコロナ禍が長引いているが、ワクチン接種も進んでいるので、なんとか夏を乗り越えれば、秋、冬には明るい兆しが見えてくるのではないか。あとひと踏ん張り、皆で乗り切りましょう」と呼び掛ける。

 ヒマワリの見頃は7月上旬。

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