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草津総合病院、「淡海医療センター」に改名へ 高度急性期病院を目指す

草津総合病院新名称発表会の様子

草津総合病院新名称発表会の様子

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 草津総合病院(草津市矢橋町)が10月1日、「淡海医療センター」に名称を変更する。

10月1日より「淡海医療センター」に改名する草津総合病院

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 草津総合病院は2006(平成18)年、滋賀県の民間病院で最大の病床数719床で開院。地域の医療ニーズに合わせて病床機能の変更をしてきたが、「より広域の地域に対し、より高度で専門的な医療を提供する高度急性期病院」を目指すために、病院名称の変更を決めた。

 4月24日に新名称募集を始め、1003件の応募の中から、草津市の川村睦(むつみ)さんが考えた「淡海医療センター」に決定した。同院の担当者は「広域の地域に対して高度で専門的な医療を提供するというコンセプトにマッチしたので、この名称を選んだ。医療センターの名称は、本来、公的医療機関のみが採用できる名称だが、地域の中核病院であることが認められ、使用する許可を得ることができた」と話す。

 8月27日に新名称発表会・公募名称採用者表彰式典が草津看護専門学校(草津市矢橋町)の体育館で行われ、古家大祐病院長、滋賀県保健医療福祉部理事の角野文彦さん、草津市の山本芳一副市長などが出席した。

 角野さんは「矢橋中央病院から草津総合病院へ、対象とする地域の拡大に合わせ名称を変更してきて、今回、ついに滋賀県全体を表す淡海医療センターへと名称を改められ、より広域に、安心・安全な医療を提供していただけるものと大変期待している」と話した。

 川村睦さんの代理の川村寿一郎さんに表彰状と副賞が送られた。川村陸さんは「自分の考えた名称が採用されるなど、思いもよらず光栄。これからも広く地域に密着し、みんなに愛される病院でいていただきたい」とコメントを寄せた。

 古家病院長は「高度化・効率化・集約化によって、より安全な医療を患者さんに提供できる病院を目指したい」と話した。

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