暮らす・働く 学ぶ・知る

草津でSDGsを学ぶイベント 草津名物やアップサイクルを知るワークショップなど

草津おみやげラボ所長の大塚さん

草津おみやげラボ所長の大塚さん

  • 25

  •  

 ワークショップを通してSDGsを学ぶイベント「エンカツin KUSATSU with SDGs」が10月17日、近鉄百貨店草津店(草津市渋川)2階アカリスポットと4階びわもく広場で開催される。

さをり織りのワークショップ

[広告]

 「エンカツ(縁活)」は2013(平成25)年にあべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)でスタートしたプロジェクト。百貨店の新しい集客策として「ヒト・モノ・コトが出会うまちのような場所」をテーマにさまざまなプログラムを市民団体が行っている。2020年10月に初めて草津店で実施した。

 2回目となる今回は「暮らしの中にある身近なSDGsのゴール(目標)を楽しみながら学ぶ」をテーマに、草津おみやげラボや環境社会創造研究所「えこら」、KIFA草津市国際交流会などの市民団体が参加する。

 草津名物の「あおばな」で染めたアクセサリー作りや、滋賀県と成安造形大学が共同で作った滋賀県の地域の取り組みを学ぶすごろく「びわスゴ」などのワークショップのほか、不要な物を価値の高い物に変える「アップサイクル」を体験できるゾウのマグネット作りなどを行う。

 草津おみやげラボ所長の大塚佐緒里さんは「お土産を通じて、子育て世代が普段の暮らしの枠を超えて、大学生や海外にルーツを持つ人、地域の人の懸け橋になりたいと活動してきた。エンカツでは、地域のいいものやいい話に出合う体験ができる。あなただけのなくてはならない地域の宝をつくっていけるような企画にしたい。近鉄百貨店が人とものをつなぐ情報発信の場となり、持続可能な社会にするために自分がどう行動できるか一緒に考えてもらいたい」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場無料、ワークショップは有料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース