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「じゆうじかん」と近鉄草津コラボ企画 玄米100%日本酒とつまみを紹介

玄米100%の日本酒「長寿金亀 赤100」

玄米100%の日本酒「長寿金亀 赤100」

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 滋賀の酒文化を紹介するフリーマガジン「じゆうじかん」と近鉄百貨店草津店(草津市渋川)のコラボ企画が10月20日に始まった。

近鉄百貨店草津店では9段階の精米歩合で造られた「長寿金亀」全種類を販売している

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 「じゆうじかん」は2010(平成22)年創刊の季刊フリーマガジンで、2021年秋号にリニューアルし、滋賀の酒文化に焦点を当てた企画を展開している。近鉄百貨店草津店1階の酒売り場では、滋賀県内で造られている日本酒やワイン、焼酎、クラフトビールを販売している。特に日本酒は品ぞろえが豊富で、県内の31蔵の酒を提供している。

 両者が滋賀県の酒と酒に合うつまみを紹介するコラボ企画を展開。1回目は岡村本家(犬上郡豊郷町)の「長寿金亀 赤100」を「じゆうじかん」誌面で紹介し、草津店では「長寿金亀 赤100」に合う「10%I am」(高島市)の「奈良漬とチーズとケール」との組み合わせを提案している。期間中「長寿金亀 赤100」を購入した人に、先着で岡村本家オリジナルのおちょこを進呈する。

 草津店の酒売り場を担当するシニアソムリエで利き酒師の田中千絵さんは「赤100は、玄米100%の日本酒。長年、酒売り場を担当しているが、玄米100%は今まで見たことがなかった。米のうま味がしっかり感じられ、熟成感のある酒の味と奈良漬の味がマッチする」と話す。

 長寿金亀は20%から100%まで精米歩合によって9種類の日本酒を展開している。低精米であるほど味に雑味が出やすく製造が難しいが、玄米100%で造られた赤100は琥珀色で、穀物の香りと深い味わいを感じられるという。

 田中さんは「コロナ禍で『家飲み』が増え、酒に合うつまみについてよく聞かれるようになった。滋賀は発酵食品が豊富。発酵食品と酒は良く合う。酒とつまみのマリアージュを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 コラボ企画は12月20日まで。

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