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滋賀レイクスターズ、新潟に連勝 古巣対決に柏倉選手・林選手が奮起「楽しめた2日間」

古巣相手に2日連続2桁得点で連勝。「恩返しできた」柏倉哲平選手

古巣相手に2日連続2桁得点で連勝。「恩返しできた」柏倉哲平選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが12月25日・26日、ウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催された2021-22シーズン第13節で新潟アルビレックスBBに連勝した。

10月16日以来の2桁得点をあげた林翔太郎選手

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 滋賀のキャプテン柏倉哲平選手と、オフコートキャプテン林翔太郎選手が昨シーズン在籍していた新潟との対戦となり、2選手が「2連勝して成長した姿を見せることが恩返し」と挑んだ古巣との対決。

 25日は、新潟に3ポイント(P)シュートで先制点を奪われるも、林選手の3Pシュートで追い付き、柏倉選手の3Pシュートなどで得点を重ね、3分間で15-0のラン。1クオーター(Q)で21-11と10点リードする。その後も滋賀が終始リードを保ち、78-59で勝利した。B1の22チーム中、1試合平均失点が最も多い滋賀が、今シーズン初めて相手チームの得点を60点以下に抑えた。

 26日は林選手が3Pシュートを沈めてスタート。ノヴァー・ガドソン選手や野本大智選手などの得点でリードするも、1Q残り4分から新潟の遠藤善選手に4連続で3Pシュートを決められ、新潟にリードされる。このまま新潟ペースで進むかと思われたが、1Q最後にキーファー・ラベナ選手がブザービーターを決め、2Q開始早々、ラベナ選手のアシストで澁田怜音選手が3Pシュートを決める。直後にラベナ選手がゴール下に切り込み、シュートは外れるも、オヴィ・ソコ選手がリバウンドを拾い得点。さらにラベナ選手の素早い切り替えしに新潟の選手が付いていけずにアンクルブレイク。ラベナ選手がシュートを決め、23-22と逆転する。ラベナ選手が勝負所での強さを見せ、38-37と1点リードで前半を折り返す。

 3Q序盤、滋賀のディフェンスが機能し、2連続スチールから速攻で得点。6点リードするも、新潟に連続で得点され、49-49の同点に追い付かれる。柏倉選手、澁田選手の3Pシュートなどで得点するが、リードを広げられないまま64-59で最終Qへ。3Q残り22.1秒で特別指定選手の星野京介選手がコートイン。Bリーグデビューを果たした。

 追いすがる新潟に対し、試合時間残り7分28秒と6分50秒、柏倉選手が連続で3Pシュートを決め、74-62とリードを広げ、試合を決める。残り5分14秒、澁田選手のスチールから速攻で林選手が得点。直後に新潟の遠藤選手が速攻からレイアップシュートをするも、林選手がすぐに相手ゴール下まで走り、遠藤選手のシュートをブロック。林選手は残り2分25秒にも3Pシュートを決め、笑顔を見せた。

 86-72と14点リードで迎えた試合時間残り1分14秒。星野選手が再びコートイン。Bリーグデビューに華を持たせようと先輩たちが星野選手にパスを回し、試合時間残り13.9秒、星野選手が3Pシュートを決め、Bリーグ初得点。90-77で滋賀が勝利した。

 26日15得点の柏倉選手は試合を決めた4Qの連続3Pシュートについて「前半、シュートタッチがよくなかったが、自信を持って3Pを打てると思えるくらい練習してきた。チームメートからも『空いたら打て』と言われていたので、気持ちよく打てた」と振り返った。

 古巣の新潟との対戦については「去年の新潟の1年があって今の自分があると思っているので、少しでも成長した姿を見せられてよかった。知っているメンバーが多く、お世話になったチームとの対戦には今までより強い思いがあった。本当に楽しかった」と話した。

 最近数試合、シュートを打てる場面でもパスを回すことがあった林選手だが、25日・26日は思い切りシュートを打つことができた。そのことについて林選手は「シュートが入らないとほかの選手が打った方がいいのではないかというマインドになってしまって、ボールを回してしまったり、自分が打つべきなのに迷ってシュートを打ってマイナスな感じになってしまったりしていた。でも、キーファーはそういうときに『全部打て』とアドバイスしてくれた。新しく入ったサポートスタッフに練習後、ワークアウトをしてもらっていて、そこで自信を持ってシュートを打てるようになった」と心境の変化を話した。

 古巣との対決については「僕には古巣が2つあって、川崎(ブレイブサンダース)にはまだ一度も勝てていないが、初めて古巣の新潟と試合ができて、勝つことができて、純粋に試合を楽しめた2日間だった」と振り返った。

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