守山駅(守山市梅田町)の観光物産協会ショーケースが2月2日、リニューアルされた。
ショーケースをのぞき込む守山市PRキャラクターの「もーりー」
今回新しく作った縦2メートル20センチ、横3メートルの木目調のショーケースの中には、モンレーブ(勝部)のふなずしパイや、比叡ゆば本舗(今市町)の「ゆばのお吸い物」、清原(古高町)のふくさなど地元企業の商品が並ぶ。改札から出てすぐの場所にあるショーケースに足を止め、じっくりと見る駅利用者もいた。守山市の男性は「明るく華やかになった」と話した。
背面には琵琶湖のさざ波をイメージして波打つ板を設置した。デザインを担当したジャパン・クリエイティブ(梅田町)の大山真さんは「図書館や新庁舎など、木を使った建築物が市内にあるので、そのイメージに合わせた。波打つ板は、小さい波が集まって琵琶湖の景色になるように、市内の小さい企業が集まって地域の模様ができていることを表現した。棚板の後ろにLED照明を入れて、さざ波が立体的に見えるようにした」と話す。
観光物産協会副会長の清原大晶さんは「以前のショーケースは古くて、人目を引かない物だったので、商品が際立つレイアウトにしたいと思っていた。ちょうどJRとの契約更新のタイミングに合わせて、ケースごと取り換えてリニューアルした。市内の事業者がいろいろなサービスをしているので、注目を浴びる機会になれば」と話す。
守山商工会議所の田中直子さんは「チャレンジ枠として、創業したての企業の商品を置いて応援することも考えている。守山の観光情報も発信できれば」と意気込みを見せる。
ショーケースに展示されている商品の一部は、駅直結の守山市駅前総合案内所で購入できる。