滋賀県産食材を使ったオーダービュッフェ「滋賀県食材で彩る春のカラフルフードフェスティバル」が3月5日、琵琶湖ホテル(大津市浜町)のレストラン ザ・ガーデンで始まる。
「リスペクトローカル」をテーマに、近江牛、近江黒鶏、蔵尾ポーク、ふなずしの米こうじ、九重味噌(中央)の白みそ、高島市の地酒「萩乃露」の酒かす、古株牧場(蒲生郡竜王町)のチーズ、仰木棚田米など県産の食材を使ったメニューを約60種類用意した。1人1皿限定で近江牛のステーキも提供する。
シェフの川崎敬太郎さんは「春を意識してカラフルで彩りの良いメニューをそろえた。こうじ、酒かすなどの県産の伝統的な発酵食品をドレッシングや調味料として取り入れることで、滋賀県ならではの洋食に仕上げた」と話す。
同ホテルは2021年7月から、新型コロナウイルス対策として、客が自分のスマートフォンからオーダーした料理を、配膳ロボット「Servi」が席まで運ぶ着席オーダービュッフェ形式を導入している。密を避けるとともに、食品ロスの削減にも取り組む。
ホテル開業88周年を記念して、親子2人で利用すると8,800円になる「親子でディナープラン」も用意した。担当者は「春は進級や進学などの節目を迎える家族が多いので、家族で記念に食事してもらえれば」と呼び掛ける。
提供時間は17時~21時。90分制。料金は大人=7,000円、5歳~小学生=3,500円。