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琵琶湖博物館ユーチューブで「琵琶湖のすごさ」発信 氷魚漁や弥生土器で炊飯など

弥生土器を作り、赤米の炊飯に挑戦する動画(画面キャプチャ)

弥生土器を作り、赤米の炊飯に挑戦する動画(画面キャプチャ)

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 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)が2月22日、公式ユーチューブチャンネル「びわこのちからチャンネル」をリニューアルした。

琵琶湖博物館の学芸員が氷魚漁に密着し、氷魚の生態や食べ方を紹介する動画(画面キャプチャ)

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 考古学が専門の学芸員・妹尾裕介さんが弥生土器を作るところから始めて作成した土器で古代米の赤米の炊飯に挑戦する動画や、琵琶湖の冬の味覚「氷魚(ひうお)」の漁に水族繁殖学が専門の学芸員・金尾滋史さんが密着する動画などを公開すると、リニューアル後約1カ月で総再生回数が20万回を超えた。

 ほかにも、金尾さんが冬の琵琶湖下流域を調査し、川にすむ生物の生態やフィールドワークの方法などを紹介する動画や、環境保全復元学が専門の学芸員・中井克樹さんが外来植物オオバナミズキンバイの危険性を説明する動画を公開している。今後も研究を通じて琵琶湖について分かりやすく紹介する動画を公開する予定。

 広報担当の福井ゆめさんは「今までユーチューブチャンネルにあまり力を入れておらず、動画置き場のようになっていたが、学芸員の研究をコンテンツにして動画を配信して、琵琶湖のすごさを伝えたいとリニューアルした。動画を見て、また琵琶湖博物館に行きたいと思ってもらえたら」と話す。

 琵琶湖博物館の開館時間は10時~17時。月曜休館。常設展示の観覧料は、大人=800円、高校生・大学=450円、中学生以下無料。事前にホームページからの予約が必要。

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