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滋賀レイクスターズ柏倉哲平選手契約継続 「スパニッシュ・パッションで引っ張る」

気迫のこもったプレーでチームをけん引する柏倉哲平選手

気迫のこもったプレーでチームをけん引する柏倉哲平選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが5月18日、柏倉哲平選手の2022-23シーズンの選手契約(継続)を発表した。

4月9日・10日の両日、高確率で3Pシュートを決め連敗脱出への執念を見せた柏倉選手

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 柏倉選手は1995(平成7)年1月20日山形生まれの27歳。ポジションはポイントカード。2016-17シーズンにB2アースフレンズ東京Zに特別指定選手として入団。2020-21シーズンは新潟アルビレックスBBでプレーし、2021-22シーズンに滋賀に移籍した。

 今季はけがで欠場した1試合を除く56試合にスターターとして出場し、B1リーグで一番平均年齢が若い滋賀をキャプテンとしてけん引した。平均出場時間は25分で、出場時間が35分を超える試合もあったが、柏倉選手は「疲労がないと言ったらうそになるが、言い訳にしか過ぎない。長いプレータイムをもらっている以上、チームのために体を張ってプレーしたい。もっと自分がシュート確率を上げていればチームが楽になるので、そこを突き詰めていきたい」と話していた。

 滋賀は2月27日の三遠ネオフェニックス戦からチーム記録を更新する17連敗。1点差で競り負ける試合もあり、柏倉選手が「試合に向け強い気持ちでいい準備をしてきたが、勝利をつかみ取れそうな試合を自分たちのミスで落としてきて、正直、何を変えればいいのかと悩んだ」と振り返ったように苦しい試合が続いてきた中で迎えた4月9日のエヴェッサ大阪戦。柏倉選手は3ポイント(P)シュートを4本打ち、4本ともリングに沈める。キャプテンがプレーでチームを引っ張り、滋賀は大阪に勝利した。柏倉選手は試合後に感極まり、涙を見せた。

 B1リーグ2年目となった今季は、平均得点、3P成功率、平均アシスト数など全ての項目でスタッツを上げ結果を残した。3月20日の試合後にはルイス・ギルヘッドコーチ(HC)から「個人的に、テツ(柏倉選手)に成長が見られた。将来的にいい選手になるための責任が芽生えてきている」と評価された。

 柏倉選手は「今シーズンの悔しさを糧に、よりエネルギッシュなSpanish passionでチームを引っ張っていきたいと思います」(原文ママ)とコメント。「スパニッシュ・パッション」と表現されるギルHCの情熱的な采配の下、チームをけん引する決意を見せた。

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