JFL所属のMIOびわこ滋賀とオフィシャルサプライヤー契約を締結した総合近江牛商社(栗東市綣)が今シーズンから、ホーム戦で選手たちに焼き肉弁当を無料提供している。
「すだく」の焼き肉弁当を受け取った中西樹大選手、秋山駿選手、森重輝選手
総合近江牛商社は2019年、守山市に「近江焼肉ホルモンすだく」1号店を出店し、現在は県内11店、県外25店を運営している。オフィシャルサプライヤー契約は3月25日に締結。MIOびわこ滋賀のホームゲーム全試合で選手、監督、コーチ、スタッフに焼き肉弁当を無料提供する。ユースチーム、レディースチームの選手の月間MVP選手に食事券の進呈も行う。
社長の西野立寛さんは「昨年、BEEF UP(強化する、食べてパワーを増す)をコンセプトに、地域に活気を与えたいと活動を始めた。MIOびわこはサッカーだけでなく学習面も含めて県内の青少年育成に貢献している。その取り組みとJリーグ昇格を応援して、県内を盛り上げたい」と話す。
布引運動公園競技場(東近江市)で4月9日に開催されたホーム開幕戦と5月1日の試合時に焼き肉弁当を提供した。武田航太朗選手は「これまで弁当が支給されていなかったのでうれしい。食べると地域の企業に応援してもらっているという実感が湧く」と喜んだ。
11月のJFLシーズン終了までホーム全試合で弁当を提供する。