琵琶湖岸のグランピング施設「Lakeside Resort & Cafe AFUMI KITAKOMATSU」(大津市北小松)が7月12日、オープンする。
国内のグランピング施設で初めて建築基準法に適合したドームテントを設置
アパレル店、眼鏡店などを運営するスリーエム(大阪市)が手がける新規事業で、国内のグランピング施設で初めて建築基準法に適合したドームテントを設置した。露天風呂付きのドームテント、ドッグラン付きのドームテントのほか、ダブルベッドが3台ある「ヴィラ」など、全12棟。
全棟にトイレ、シャワー、専用の食事スペースがある。冷蔵庫、ドライヤー、ナイトウエア、タオル、アメニティーなどを備え、手ぶらでグランピングが楽しめる。
夕食のバーベキューと朝食のホットサンド付きで、バーベキューはリブアイロール、骨付きソーセージ、パンケーキ、パエリアなどのほか、滋賀県産の野菜、滋賀県高島市の味付け鶏肉「とんちゃん焼き」など地元の食材を提供する。
夜間にはカフェが宿泊者限定のバーになり、アルコールやソフトドリンクを無料で提供する(一部有料メニューあり)。キャンプファイアができるファイアピットも設置した。各棟にもたき火台を用意している。
施設名の「AFUMI」は琵琶湖を意味する「淡海」の古代の読み方で、「あはうみ」が「あふみ」となり、「おうみ」となったといわれている。琵琶湖の北小松水泳場の近くにあり、砂浜までは「10歩」で行くことができるという。スリーエムのグランピング担当の江口丈夫さんは「琵琶湖を一周回ってグランピング施設の場所を探す中で、北小松水泳場の水が一番きれいだと感じた」と話す。
滋賀県版のSDGs「MLGsマザーレイクゴールズ」に取り組み、北小松水泳場の清掃活動や、地元食材、大津市で作られたまきの使用を推進する。