週替わりのランチを提供する「cafe POCO」(大津市坂本)が6月10日、オープンする。
黒米のご飯とサラダ、主菜、副菜など7品をのせたプレートランチは1週間ごとにメニューを替える。オープンから1週間は鶏のネギ塩レモン、ゴボウのきんぴら、ナスの揚げびたし、味付けゆで卵、小松菜のゴマあえ、ニンジンラぺを提供する予定。テイクアウトボックスも販売する。
ランチタイムとティータイムのみの営業で、カヌレ、パフェ、自家製ジンジャーエールのほか、うたの珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所(大津市錦織)の豆を使ったコーヒーとコーヒーゼリーも提供する。
店主の橋井理恵さんは「昔から坂本に住み、観光地なのにお茶をする所がないのが不思議で、ずっと坂本でカフェを開きたいと思っていた。料理も好きで、子どもに母親が楽しみながら働く姿を見せたいとオープンを決めた」と振り返る。
自宅の一室をリフォームして、モルタル仕上げの落ち着いた雰囲気のカフェにした。橋井さんは「同級生の大工やハンドメイドの友達が協力してくれてみんなで作った店」と話す。
ハンドメイド作家としてマルシェに出店をしてきた橋井さんは店内で作品の販売もする。「地域の人やハンドメイド作家との交流ができる場所にしたい」と、ランチ付きのワークショップも予定している。
橋井さんは「地元の人や、比叡山坂本に観光に来た人がゆっくり休憩できる店にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~17時。木曜・日曜定休。テイクアウトランチボックスは前日までにインスタグラムのダイレクトメールもしくは電話での予約が必要。