Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが6月10日、杉浦佑成選手の2022-23シーズンの選手契約(新規)を発表した。
ルーズボールに飛び込む杉浦佑成選手とキーファー・ラベナ選手©B.LEAGUE
杉浦選手は1995(平成7)年6月24日生まれ、東京都出身の26歳。196センチ、95キロ。ポジションはスモールフォワード。福岡大学付属大濠高校3年時にはウインターカップで準優勝し、八村塁選手らと共に大会ベスト5に選ばれている。筑波大学ではインカレ3連覇を達成し、3年時には得点王になり、最優秀選手に選ばれた。
U16、U18、ユニバーシアード、ウイリアムジョーンズカップ日本代表と各世代の代表に選出され、東京五輪3人制バスケットボール日本代表候補となった。
2017(平成29)年に特別指定選手としてサンロッカーズ渋谷に入団。2020‐21シーズンは島根スサノオマジック、2021‐22シーズンは三遠ネオフェニックスに在籍した。
滋賀のルイス・ギルヘッドコーチは杉浦選手のアスレチック能力(身体能力、運動神経)を高く評価。「チームのアスレチックレベルを引き上げてくれる」と期待する。「オフェンスではボールがないところでのプレーやピックアンドロールのシチュエーション、3ポイントシュートなど多くの場面で力となってくれる。ディフェンス面では多くのポジションをこなし、たくさんのプレーヤーにマッチアップすることができる」と評価する。
滋賀の八幡幸助アシスタントゼネラルマネジャーは「サイズとバスケットボールスキルを兼ね備え、身体能力も高く、重要な場面でシュートを決めきるメンタルがある選手。攻守両面で大きな力となってくれると信じている」と期待する。
杉浦選手は球団を通して「自分を高め、チームの勝利に貢献し、皆さんに応援してもらえる選手になれるように頑張りたい」とコメントする。