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大津で子ども向け電子工作展示 「光る、回るの体験で理科への関心高めたい」

電子部品で作った昆虫

電子部品で作った昆虫

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 子ども向け電子工作を展示する「はじまりの森展~楽しいからはじまる未来へのきっかけ~」が現在、コラボしが21展示コーナーGALLERY(大津市打出浜)で開催されている。主催は「こどものテック」。

手をたたくとキノコが光る

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 「こどものテック」は、栗東市の村尾愛子さんが2018(平成30)年から始めた活動で、滋賀県内各地で電子工作やプログラミングのワークショップを開き、小中学校でICT支援員を務め、大津市内の学童クラブで定期的に電子工作を指導している。「もっとたくさんの子どもたちに作品を見て、体験をしてもらいたい」と作品展の実施を決めた。

 手をたたくと光るキノコや、スイッチを入れると回る回転ずしなどの電子工作と、回路などの電子部品で作った昆虫、学童クラブの児童の作品、プログラミング作品などを展示する。

 村尾さんは「エンジニアとして働く中で、後継者不足を実感してきた。私が子どもの頃に飛行機を好きになり、エンジニアを目指したように、幼少の頃から理系分野のものづくりに触れ、楽しさを知ることで理科への関心を持続させることができるのではないか」と話す。

 「会場で電子工作を動かして体験して、わくわくする心を育ててほしい。将来の夢が広がるきっかけになれば」と呼びかける。

 開催時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。入場無料。7月29日まで。7月26日には「光る花のカード作り」のワークショップも行う。参加費は500円。

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