Bリーグ1部の滋賀レイクスが10月15日・16日、ウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催された2022-23シーズン第3節で広島ドラゴンフライズと対戦した。
滋賀がbjリーグに参入した2008(平成20)年10月から14年間、滋賀県立体育館(2016・平成28年にネーミングライツでウカルちゃんアリーナとなった)をホームアリーナとしてきたが、12月から「滋賀ダイハツアリーナ」(大津市上田上中野町)がホームアリーナとなることから、ウカルちゃんアリーナでの試合は今節が最後になる。
会場には14年間の歴史を振り返るパネルや、歴代キャプテンのユニフォームを展示し、会場の外の来場者がウカルちゃんアリーナへの思いを書き込むバナーを設置した。ハーフタイムには、15日は歴代のレイクスチアリーダーズがパフォーマンスを披露。16日はレイクスOB選手による特別ゲームが実施された。
試合は、15日は1クオーター(Q)終盤から2Qにかけてベンチメンバーがディフェンスから流れをつかみ、2Q後半には柏倉哲平選手、狩野祐介選手、イヴァン・ブバ選手、キーファー・ラベナ選手が3ポイント(P)シュートを決め、リードを奪ったが、3Q、両チームともファウルの多い展開となるが、滋賀はフリースローを11本中3本しか決めることができず、広島にリードを許す。4Q前半、テーブス海選手が3本連続3Pシュート、さらにゴール下でロールターンからシュートを決め、逆転するも、流れをつかみきれず、76-76で、10月8日、9日に続き、3試合連続で延長戦へ。滋賀はブバ選手、ケルヴィン・マーティン選手が5ファウルで退場となり、4Qから蓄積したチームファウルで広島にフリースローを与え続け、勝ち切ることができずに83-86で惜敗した。
16日は、課題だったフリースローも決め、前半は17点リードして折り返すも、3Qに追い付かれ、連日の接戦となる。4Q、勝負所で広島の寺嶋良選手に得点を決められ、81-83で連敗。ウカルちゃんアリーナのラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。