琵琶湖博物館の企画展示「チョウ展-近江から広がるチョウの世界」の入場者数が10月26日、7万人を突破した。
7万人を突破したのは、2005(平成17)年の「歩く宝石オサムシ-飛ばない昆虫のふしぎ発見」、2009(平成21)年の「骨の記憶-あなたにきざまれた五億年の時」、2015(平成27)年の「琵琶湖誕生-地層にねむる 7つの謎」に次いで4度目。10月30日時点での来場者数は7万2659人で歴代3位。
7万人目の来場者となったのは、京都市の西川一輝さん、美季さん夫婦と長男の夏生君。セレモニーでは、チョウ展のオリジナルグッズが進呈された。美季さんは「琵琶湖博物館には保育士として引率で来たことがあり、家族で行きたいと思っていた。7万人目に当たってうれしい」と話した。
「チョウ展」では、チョウの形態や生態の紹介や彦根市のチョウの収集家布藤美之さんが同博物館に寄贈した1万1000点のチョウの標本などを展示している。同館の広報担当者は「子どもが好きな昆虫をテーマにしているので、家族連れの来場者が多い。夏休み期間中は自由研究のために来場する小学生もいた。校外学習で来場する学校も多く、来場者数が増えたのだと思う」と話す。
開館時間は9時30分~17時。企画展観覧料は大人=300円、高校生・大学生=240円、小・中学生=150円。別途常設展示入館料(大人=800円、高校生・大学生=450円)が必要。11月20日まで。