漫画「極主夫道(ごくしゅふどう)」複製原画展が1月28日、ショッピングセンター エイスクエアSARA東館2階(草津市西渋川)で始まった。
「極主夫道」作者のおおのこうすけさんは幼少期から小学3年の1学期まで草津市矢倉に住んでいたことから、「極主夫道」の背景に草津駅周辺の商店街や、エイスクエア内の店舗などを描いている。原画展は、10月におおのさんが草津市をPRする「KUSATSU BOOSTERS(クサツブースターズ)」に就任したことを記念して開催している。
会場には「極主夫道」の複製原画約80点と草津市とコラボしたパネルなどを展示。訪れた人は複製原画を見て、背景に描かれた商店街や平和堂、エイスクエア内の店舗などをじっくり確かめていた。
おおのさんは「このような機会に恵まれたこと、原画展を地元でできることをうれしく思う。右も左も分からずに始めた初連載での原稿で拙い部分も多いが、思いを込めて描いた原稿なので、地元草津の風景と併せて楽しんでもらえれば」と呼びかける。
会場では、「極主夫道」の主人公、龍と妻の美久がエイスクエアで買い物をしている描き下ろしイラストのポストカードを配布している。おおのさんは「キャラクターがそこにいるという親近感を出すために、開催場所であるエイスクエアの入り口をバックに描いた。龍と美久のほかにもいろいろなキャラがいるので、探してみてほしい」と話す。
原画展に合わせて、エイスクエアSARA南館2階の書店「ひらがき」では、入り口付近で「極主夫道」の漫画を販売する特設コーナーを設けている。
開催時間は10時~18時。入場無料。ポストカードは数量限定。2月12日まで。