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滋賀レイクス3連勝で降格圏内脱出 「初めての快勝。大きな意味のある試合」

21得点9アシスト、5リバウンドと勝利に貢献したテーブス海選手

21得点9アシスト、5リバウンドと勝利に貢献したテーブス海選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが3月25日・26日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)でサンロッカーズ渋谷に2連勝し、B2降格圏内の下位2チームから脱出した。

勝利して喜ぶ滋賀レイクスの選手とスタッフ

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 25日は拮抗(きっこう)した試合展開で迎えた4クオーター(Q)、キーファー・ラベナ選手が覚醒。要所で3ポイント(P)シュートを決め、チームをけん引。全員が勝利への執念を見せ、93-87で勝利した。

 26日は試合開始から強度の高いディフェンス(DF)で1Q、渋谷のシュート確率を21.4%と低く抑えた。B1への残留を争う富山グラウジーズとの2連戦では、1戦目を勝利した後、2戦目のスタートでつまずき敗戦したが、ダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)が「今日は特に試合の入りから自分たちがゲームをコントロールできたことで勝ちにつながった」と振り返ったように、激しいDFからリズムを作り、滋賀が試合の主導権を握った。

 2Q、ミスが続き連続失点し1点差まで迫られた場面もあったが、ラベナ選手やテーブス海選手の得点などで14-0のランを作り、リードを広げた。滋賀は10点から15点ほどのリードを保ちながらもDFの強度を落とさず、93-68で快勝した。

 滋賀は22日のファイティングイーグルス名古屋戦と合わせて今季初の3連勝となり、下位2チームがB2へ自動降格する「降格圏内」から脱出した。

 ゴメスHCは「このチーム、選手を誇りに思う。全力を出してくれた。チーム全員が何をしなければならないのか、勝ちにつなげるために何が必要なのか、ここ数試合でやっとつかむことができた。信じること、ファイトすること、リスペクトを持って戦うことを常に話してきた。今までは言葉だけだったが、ここ数試合はコート上で見せることができている」と評価した。

 残留争いについては「頭の中に残留という言葉があってはならない。滋賀はB1のチーム。それを踏まえた上で、毎試合どのようにアプローチしていくかが重要。これからも一試合一試合、勝利に向けて進んでいきたい」と話した。

 21得点9アシスト、5リバウンドと勝利に貢献したテーブス選手は「前からのDFプレッシャーや速い展開の攻撃、イージーバスケットを狙いながら相手を疲れさせる作戦がうまくいった。初めての快勝だと思う。チームにとって本当に大きな意味を持つ試合になった」と振り返るとともに「これで安心せずに、残りの試合を全部勝つ気持ちで試合に臨みたい。波が来たときにも焦らずチームをまとめて積極的に攻めていきたい」と意気込みを見せた。

 DFで貢献し、要所で3Pを決めるなど活躍を見せた杉浦佑成選手は「チームで用意したことを昨日よりもよくチーム全員で遂行できた。まずはペイントを守ることを全員が理解してやれたのではないか。個人的には、昨日は取り切れなかったDFリバウンドも今日は貪欲に取りに行くことができたのがよかった」と話した。

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