Bリーグ1部の滋賀レイクスが3月28日、経営体制の変更を発表した。
3月31日にマイネット(東京都)が保有する株式を全てサン・クロレラ(京都市)社長の中山太さんに譲渡し、中山さんが滋賀レイクスターズの代表取締役会長となる。
中山さん個人が滋賀レイクスのオーナーとなり、サン・クロレラが全面的にバックアップする。サン・クロレラは、2018-19シーズンはパートナー、2019-20、20-21シーズンはメインオフィシャルパートナーとして滋賀レイクスをサポート。3月4日からオフィシャルパートナーに復帰していた。ほかにも、NBAブルックリンネッツに所属する渡邊雄太選手や東海大学男子バスケットボール部などをサポートしている。
滋賀レイクスの釜渕俊彦社長は「今後レイクスが戦っていく上で最適な体制にするために協議し、オーナー変更に至った。幅広くバスケットボール界をサポートしている中山さんのネットワークを生かしてチームの強化ができることを期待している」と話す。
「レイクスはレイクスであり続ける。まずはB1に残留して、滋賀県唯一のプロスポーツクラブとして日本一のクラブ、滋賀の誇りとなれるように新B1参入に向けて取り組んでいく。オーナーは変わるが、ほかは変わらない」と強調した。