![約200人の来場者と映画「スラムダンク」を鑑賞した野本選手、星野選手](https://images.keizai.biz/biwako-otsu_keizai/headline/1680086562_photo.jpg)
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の滋賀レイクス選手トークイベント付き上映会が3月29日、イオンシネマ草津(草津市新浜町)で行われた。
大阪エヴェッサ、川崎ブレイブサンダース、京都ハンナリーズなどBリーグ各チームで行っている同イベント。
滋賀レイクスの野本大智選手、星野京介選手が参加した滋賀のイベントには観客約200人が来場。映画上映の後、両選手によるトークイベント、抽選会を行った。
野本選手は「ベンチメンバーが『湘北に入ってよかった』というシーンが好き。ファンがいてこその僕たちなので、応援してよかったと思えるようなプレーがしたい」と話す。
星野選手は「(劣勢だった湘北が盛り返してきて)会場が湘北を応援する場面がいい。最後まであきらめない気持ち、戦いきることを学んだ」と話す。
来場した小学生からの「映画のように逆転勝利したことはあるか」との問いに、野本選手は「高校時代に残り時間がない中で15点差を逆転してインターハイに出場した」と、2016(平成28)年のインターハイ群馬予選準決勝で野本選手の高崎高校と前橋育英高校との試合で、残り3分で15点差を逆転した試合について話した。
「映画のように誰かに言われて印象に残っている言葉は」との問いに、星野選手は「(シーズン序盤で)試合に出場できず苦しんでいた時、テーブス海選手に『あきらめずにやり続けろ』と言われた。これからのバスケ人生においても大きな一言になると思う」と振り返った。
守山市在住の岩橋彩心(あみ)さんは「映画を見るのは今日で3回目。あきらめそうになった時にそれぞれが抜け出そうとしている姿に勇気をもらえる」と話す。野本選手のファンだという岩橋さんは「普段聞くことができない話を聞けてよかった。レイクスは残留争いで厳しい状況が続いているが、スラムダンクのように切り抜けて今週末の横浜戦に勝って連勝を伸ばしてほしい」とも。