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瀬田の唐橋に「炭酸デザイン室」ギャラリーショップ 「唐橋から世界へ」

「炭酸デザイン室」の水野智章さんと水野若菜さん

「炭酸デザイン室」の水野智章さんと水野若菜さん

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 テキスタイルデザインスタジオ「炭酸デザイン室」が4月18日、ギャラリーショップ「TANSAN Lab. Gallery」(大津市唐橋町)をオープンした。

ワークショップスペースでは英語学童保育や書道教室を実施

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 テキスタイルデザインやパッケージデザインなどを手がける同スタジオ。同ギャラリーショップは、瀬田の唐橋の中州にある「ギャラリー唐橋」を引き継ぎオープンさせた。「炭酸デザイン室」がデザインしたテキスタイルで作ったかばんや子ども服などを販売するショップスペース、企画展を開催するギャラリースペース、「炭酸デザイン室」のオフィススペースと、ワークショップスペースを設ける。

 「炭酸デザイン室」は、東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域を卒業した水野智章さんと若菜さんが夫婦で運営している。日常の景色から得た発想をデザインに反映させて作品を作る二人は「普段からインスピレーションを浴びられる場所」として瀬田の唐橋を選んだ。若菜さんは「水の流れ、雲の気配、風、光、全部がインスピレーションになってテキスタイルに落とし込まれていく」と話す。

 ギャラリースペースでは、月替わりで企画展を開催する。現在、開催しているのは「炭酸デザイン室展 TANSAN TEXTILEと花の時間」。「コロナ禍を超え、開花の気持ちを表現した」という花をデザインした作品や、西陣織のテキスタイルアートなどを展示している。5月13日まで。

 ワークショップスペースでは書道教室と英語学童保育を実施するほか、作品を制作するオープンラボとしても使う。智章さんは「タイミングが合えば、ショップスペースに来た人もデザインしている過程を見ることができる」と話す。

 若菜さんは「わくわく感や好奇心をかき立てられて、新たな発見があり、創作意欲が湧くような活力のある場所にしたい」と話す。

 智章さんは「地元の人にも『ここに行けば楽しいものがある』と愛される場所にしたい。自慢できる唐橋にしたい。滋賀の唐橋から世界へつながっていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~17時。日曜・月曜・祝日定休。

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