台湾パンケーキを提供する「カフェロブ草津店」(草津市野村)と韓国スイーツ「トゥンカロン」を提供する「リコルヌ草津コーナー店」が6月2日、同時にオープンした。
「カフェロブ」は米粉を使ったパンケーキやパンケーキの生地にクリームなどを挟んだ「パンどら」、コーヒー、タピオカドリンク、レモネードを提供するカフェ。カフェロブの店内に「トゥンカロン」を提供する「リコルヌ」も同時オープンした。両店とも滋賀県初出店。
店主の松井朱峰(あかね)さんは「スイーツが好きで京都や大阪に食べに行っていたが、滋賀でも手軽に食べられる店を作りたいと思った。トゥンカロンを見つけて、見た目がかわいくておいしくて、滋賀の人たちにも食べてほしいと思った」と振り返る。
「トゥンカロン」は韓国発のスイーツで、韓国語で「太っちょマカロン」を意味する。ユニコーンやクマ、ハートなどの形のマカロンにバタークリームを挟む。松井さんは「バタークリームを使っているが、それほど重くなく、サクサクとした生地と合う」と話す。
台湾パンケーキは、台湾の夜市が発祥のスフレパンケーキ。国産の小麦粉と米粉を使い、台湾の夜市と同じように銅板で焼き上げる。松井さんは「ふわっとしていて、シュワッと溶ける食感。台湾では行列ができるほど人気がある。メレンゲを泡立てすぎるとぼそぼそになるので、ちょうど良いタイミングで提供できるように練習した」と話す。
松井さんは「今まではスイーツを食べ歩いていたが、提供する側になるのが楽しみ。食べた時の笑顔を見るのが好き。幸せな時間を提供できれば」と笑顔を見せる。
当面の間はテイクアウトのみで営業する。松井さんは「落ち着いたらイートインも始めたい。疲れた時に心を充電できるような店にしたい」と意気込む。
営業時間は12時~17時。木曜定休。