bjリーグのプロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」(大津市におの浜4)の参入初のシーズンが4月26日、琉球ゴールデンキングス戦で終了した。最終成績は19勝33敗のウエスタンカンファレンス5位。
同チーム代表の坂井信介さんは「5位という結果で、残念ながらプレーオフ出場を逃したものの、実り多き初年度シーズンだった」と振り返る。ホームゲーム26試合とプレシーズンゲームで40,590人を動員したほか、20カ所の学校訪問、11カ所のクリニックキャラバンを行い、「総合型地域スポーツクラブ」として地域の人々との交流や地域貢献活動に取り組んだ。
「08-09シーズン」は、開幕戦をホームアリーナの滋賀県立体育館で前年度王者「大阪エヴェッサ」を迎え、善戦するも敗れ開幕4連敗のスタート。5試合目の「ライジング福岡」戦で初勝利を収めると次第に調子をつかみ、12月14日の高松戦までは9勝9敗と健闘した。しかしその後10勝24敗と大きく負け越し、最終節の1試合前の51試合目で5位が確定、悲願だったプレーオフ出場(6チーム中4位以内)を逃す結果となった。
同チーム広報担当の釜渕俊彦さんは「チーム自体が若い分、最後は経験の差が出たが最後まで頑張ってくれた。応援に来てくれたブースターにも感謝したい」と話し、「来シーズンは京都にチームが加わり、京滋対決が見どころになる。優勝を目指していきたい」とも。
今後、6月初旬のドラフトを経て、7月1日より新体制のチームとしてスタートを切る。