Bリーグの滋賀レイクスの選手と一般参加者が協力して琵琶湖岸を清掃する「びわ湖一周クリーンウオーク」が7月22日、大津市の琵琶湖岸で始まった。
びわ湖一周クリーンウオークに参加したブースターと野本選手、山崎選手(写真提供:滋賀レイクス)
滋賀レイクスは2017(平成29)年から大津市内の琵琶湖岸や試合会場周辺のごみを拾う活動を続けてきた。今シーズンは、1年間かけて長浜市や野洲市、高島市など琵琶湖に接している10市で清掃活動を行う「びわ湖一周クリーンウオーク」を初めて実施する。
初日に当たる22日には、野本大智選手と山崎凜選手が子ども10人を含む60人の一般参加者と共にびわ湖大津プリンスホテル裏から近江大橋までの琵琶湖岸を約1キロにわたり清掃した。
滋賀レイクスの広報担当者は「参加者から『ここにごみがある』と声をかけられると、野本選手と山崎選手が競うようにしてごみを拾うなど、終始笑顔の絶えないクリーンウオークとなった。選手たちはブースター(ファン)との会話を楽しんでいたようだ」と話す。
野本選手は「ブースターと仲良く話をしながら清掃できた。皆さんが楽しそうに取り組んでくれたのがうれしかった」と振り返った。
長崎ヴェルカから移籍してきた山崎選手は「これまでブースターと交流するイベントが少なかったので、新鮮で楽しかった。滋賀のブースターは熱いと感じた。今後も皆さんと触れ合えるイベントがあれば積極的に参加したい」と話した。
草津市の小学生の古澤杏実さんは「野本選手、山崎選手とたくさん話して、頑張ってくださいと伝えられた。琵琶湖をきれいにできて、選手と話すこともできて楽しかった」と話した。