2025年に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の第2回総会が7月28日、びわ湖大津プリンスホテル（大津市におの浜）で行われ、三日月大造滋賀県知事がMLGsを宣言した。

大会マスコットキャラクターのキャッフィーとチャッフィー

　第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会（大会愛称＝わたSHIGA輝く国スポ・障スポ）は2025年に滋賀県内各地で行われる。同県での開催は1981（昭和56）年の「びわこ国体」以来、44年ぶり。従来の国民体育大会は来年開催の佐賀大会から、名称が国民スポーツ大会に変わる。

　当日は、三日月知事が「わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLGs宣言」を発表。同宣言は「マザーレイクゴールズ（MLGs）」を踏まえた内容で、MLGsは、琵琶湖と中心とした持続可能な社会の実現を目指す「琵琶湖版SDGs」という。

　宣言には、国スポ・障スポ実行委員長の三日月知事のほか河本英典さんら8人の副会長が署名。三日月知事が、環境に配慮した大会を目指すこととCO2排出量削減に取り組むことを共有し「自分ごと化」して身近な行動につながる大会を目指すこと、サステナブルな社会につながる大会を目指すことを宣言した。

　開催期間は、国スポ＝2025年9月28日～10月8日、障スポ＝同10月25日～27日。平和堂HATOスタジアム（彦根市）や滋賀ダイハツアリーナ（大津市）、YMITアリーナ（草津市）などで開催する。