大津の紅茶専門店「GMT」(大津市馬場、TEL 077-521-8686)は5月26日より、フランス映画「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」をイメージしたオリジナルティーを販売する。同日より上映を始める滋賀会館シネマホール(大津市京町、TEL 077-522-6232)とのコラボ企画。
両作品はフランス人のジャック・ドゥミ監督が演出、ミシェル・ルグランさんが音楽を手掛け、女優カトリーヌ・ドヌーブさんが主演を努めた1960年代のミュージカル作品。同館担当者の瀬藤さんは「美しい音楽や映像、登場人物のファッションスタイルなど、現代の若い女性にも魅力を感じてもらえる要素が多い」と話す。
今回は「シェルブールの雨傘」が製作45周年を迎えることを記念し、世界で初めて、最新のデジタル技術を用いてフィルムの再マスタリングを行った「デジタルリマスター版」で上映する。
上映期間中、「作中に喫茶店のシーンが登場することや、映画のファッショナブルな雰囲気からイメージした」(同)オリジナルティーを限定販売する。販売はティーパックの詰め合わせと映画を見ながら楽しめるテークアウトを予定。
瀬藤さんは「美しい映像と音声で、有名な監督と作曲家と女優がタッグを組んだ特に有名な2作品を同時に楽しめる貴重な機会。ぜひホールに足を運んでほしい」と話し、「香りにこだわったオリジナルの紅茶を楽しみながら、映画のおしゃれな世界に浸ってほしい」とも。
チケットは各作品、一般=1,700円、学生=1,400円、小中高シニア=1,000円。前売り(2作品共通券)=2,000円。月曜休館。上映は6月上旬まで。