室内遊具施設「こどもっちパークりっとう店」が11月7日、アル・プラザ栗東(栗東市綣2)3階にオープンした。
450坪の敷地内に幅20メートルの大型遊具やボールプール、ブロックプール、幼児向けのままごとキッチンなどを設置。2022年7月に石川県野々市市に初出店し、りっとう店で6店目。関西初出店。
「日常の公園」を目指していることから、全面に人工芝を敷き、仕切りはなく、0歳から小学生の子どもが自由に遊べるようにした。毎日通えるように1歳6カ月までは無料にした。
同施設を運営するF.K.Solutions(愛知県)パーク事業部部長の内藤敬介さんは「夏は暑く、冬は寒く、外で遊ぶのが難しくなってきた。さらに、公園でのボール遊びが禁止になり、私たちが子どもの時にあった公園の姿が今はない。家に閉じこもって育児をすると親のストレスがたまり、虐待につながることもあるかもしれない。公園のように気軽に毎日通える施設を造りたかった」と振り返る。
「日常に溶け込む」ことを大切にし、カプセルトイの自動販売機などは設置しない。内藤さんは「子どもが買ってほしいとねだり、親子げんかになって気分が悪くなることを避けた。親が『行くと疲れる』と思ってしまう施設にならないようにした」と話す。ボールプールの柵を低くし、子どもが自分で出入りでき、親が肘をついてリラックスした姿勢で見守れるようにした。ソファも多く設置している。内藤さんは「親が楽できる設計にした。ここで知り合って親同士が友だちになってくれたらうれしい。子育てのプラットホームになれれば」と意気込む。
敷地内には何も置かないエリアを設けた。内藤さんは「あえて余白を作った。子どもたちにはそれぞれのパーソナルスペースが必要。小学生が走り回っても大丈夫なようにした。お互いを尊重し合える場所にしたい」と話す。
玩具や遊具の輸入商社であるF.K.Solutionsは、こどもっちパークを「大型遊具の展示場」としても利用している。幼稚園、こども園が遠足で利用する場合は無料で、遊具を体験することで販売につなげる目的がある。内藤さんは「売れたら新しい遊具を入れることができる。遊具が入れ替わると子どもたちも飽きずに遊んでくれる」と話す。
1歳と4歳の子どもと一緒に来場した母親は「幼稚園の帰りに毎日寄って、平和堂で買い物もしている。1歳の子がいて外で遊びづらいので助かっている」と話す。草津市の女性は「妊娠中で幼稚園児の子どもを公園に連れて行くのは大変。椅子もたくさんあってうれしい」と笑顔を見せた。
営業時間は10時~19時。料金は0歳~1歳6カ月=無料、1歳7カ月~小学6年生=平日2時間600円、休日2時間800円。月額1,980円の定額プランも用意する。無料プラン、定額プランの子どもの付き添いの大人は2人まで無料。