Bリーグ2部の滋賀レイクスが1月27日・28日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で福島ファイヤーボンズと対戦した。
27日、前半は一進一退のシーソーゲームとなるも、3クオーター(Q)、野本大智選手がディフェンスから流れをつかむ。相手選手のボールを奪い取り、ブロック・モータム選手やライアン・クリーナー選手の得点をアシスト。3Qだけで35得点し、一気に点差を広げた。野本選手は3Qだけで5リバウンド、8アシスト、3スチール。4Qに点差を詰められるも、最後は川真田紘也選手のダンクシュートで締めくくり、105-89の快勝。27日の勝利でホーム11連勝。
野本選手は「やっていることは今までと変わらない。ディフェンスを我慢してやり続け、自分たちのバスケを続ければ流れが来るというチーム全員の共通認識があって、実際そうなった。特に3Qはしっかりゲームをコントロールできた。しっかりガードとして回すことができたという感覚があった。3Qのビッグクオーターをつくれたのは自信になった」と振り返った。
28日も何度もリードチェンジを繰り返す試合となり、91-91で延長戦に突入。延長戦は終始福島にリードを奪われる展開。終盤、12月に滋賀に加入したばかりの東海大学4年の江原信太朗選手が3ポイント(P)シュートを連続で2本決め追いすがるも、105-108で敗戦した。
江原選手は出場時間が5分56秒だったが、2本の3Pシュートを決め、6得点。12月30日のデビュー以来、短い出場時間に高確率で3Pシュートを決めている。江原選手は「27日の試合でしっかり2本決めて、ダビーヘッドコーチもそういうガッツのある選手が好きだと言ってくれた。今まで練習してきたからこそ自信を持って打てている。大学と違って外国籍選手やマイキーさん(川真田選手)もいるので、外してもリバウンドを取ってくれるという安心感があり、打ちやすいと感じている」と話した。