Bリーグ2部の滋賀レイクスが4月6日、ライジングゼファー福岡に勝利し、B2西地区優勝を決めた。
B2西地区優勝を果たした滋賀レイクスの選手とスタッフ ©B.LEAGUE
5日に照葉積水ハウスアリーナ(福岡市)で開催された1戦目。ベンチ入りした12人全員が得点し、97-67で快勝。西地区優勝マジックを1とした。6日の2戦目も90-78で勝利し、滋賀が優勝を決め、B1昇格へ向けたプレーオフの準決勝までのホーム開催が決定した。6日の試合後には滋賀の優勝セレモニーが行われ、アウェーの会場に駆け付けたファンと共に優勝を喜んだ。
B2西地区1位~3位、東地区1位~3位とワイルドカード2チームの8チームがトーナメント形式で争い、B1ライセンスを持つ上位2チームがB1に昇格する。全チームがB1ライセンスを持つ場合、準決勝に勝利した時点でB1昇格が決定する。
キャプテンの柏倉哲平選手は「今週末で西地区優勝とプレーオフ準決勝までをホームで開催する権利を勝ち取って滋賀に帰ることがチームのモチベーションになっていた。たくさんのブースター(ファン)がアウェーまで駆け付けてくれて、その後押しの下で達成することができてうれしい」と喜んだ。
プレーオフに向けては「西地区優勝に満足している時間はないので、すぐ次の試合に向けて準備していきたい。自分たちのバスケット、ダビー(ゴメスヘッドコーチ)が求めるバスケットをしっかり体現できた時は、楽しみながらバスケットができている。自分たちにフォーカスして楽しみながらプレーしたい」と意気込みを見せた。
キーファー・ラベナ選手は「B1昇格へ向けた戦いは自分にとっても新しいチャレンジ。素晴らしいシーズン、このチーム、コーチングスタッフと全員で一瞬一瞬をかみしめたい。まだ仕事は終わっていない。目標は地区優勝ではなく昇格すること」と話した。
ダビー・ゴメスヘッドコーチは「プレーオフに向けてやるべきことはたくさんある。準決勝で勝って昇格が決まったら盛大に祝いたい。ターンオーバーを少なくすることと12人全員が戦う準備ができている状態にすること、チームの一体感をプレーオフまで維持することが必要」と話した。
プレーオフ準々決勝は5月3日・4日・5日に、準決勝は5月11日・12日・13日に滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催される。2戦先勝方式。