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草津の水生植物園のスイレンが見頃 「紫式部」やヒツジグサなど150種類

水にスイレンの花が写るリフレクションを撮影することもできる

水にスイレンの花が写るリフレクションを撮影することもできる

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 草津市立水生植物園みずの森(草津市下物町)のスイレンが現在、見頃を迎えている。

花影の池で写真を撮影する来園者

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 琵琶湖に突き出た烏丸半島にある同園は、スイレン、ハス、ハナショウブなどを展示する水生植物園。150種類以上のスイレンは、温室の「ロータス館」で通年展示するほか、6月から9月には屋外でも展示する。花は、明るくなると同時に開き始め、耐寒性なら昼ごろに、熱帯性は14時ごろに閉じる。日本に自生する「ヒツジグサ」だけは未(ひつじ)の刻(13時~15時ごろ)に咲く。

 屋外のスイレンは5月末に咲き始め、6月に入って見頃を迎えた。花影の池やスイレン水槽、コミュニティー広場など園内各所で色とりどりの花を咲かせている。写真を撮影する人や、花の匂いを楽しむ人も見られる。花影の池は、フラワーバスケットと水生植物を組み合わせたウオーターガーデン。池に展示されているパラグアイオニバスは、8月には葉が直径150センチ以上に育ち、毎年、上に乗るイベントが実施されている。

 今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、エントランス近くに「紫式部」の名を持つスイレンを展示している。「光源氏」「清少納言」という名前のハナショウブも展示する。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、大人=300円、高校生・大学生=250円、65歳以上=150円、中学生以下無料。月曜休園。

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