滋賀県は6月28日、県内の主要な4カ所の水浴場について開設前の水質調査で4カ所全てが「適」と判定されたことを発表した。
調査したのは近江舞子(大津市南小松)、松の浦(荒川)、マキノサニービーチ(高島市)、宮ケ浜(近江八幡市)の4カ所。彦根市の新海浜と松原は今年、彦根市議会で「彦根市水泳場の設置および管理に関する条例を廃止する条例案」が可決され、水泳場が廃止されたことにより、調査対象から外れた。
4月15日から5月15日に透明度や油膜の有無、大腸菌群数など6項目を調査し判定。水質が特に良好な水浴場「水質AA」と判定されたのは宮ケ浜で、近江舞子、松の浦、マキノサニービーチは水質が良好な水浴場「水質A」と判定された。
近江舞子、松の浦、マキノサニービーチは7月1日に水泳場を開設し、宮ケ浜は13日から開設する。
滋賀県琵琶湖保全再生課の担当者は「例年通り水質は良好」と話す。