Bリーグ1部の滋賀レイクスが7月12日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で2024-25シーズンティップオフ会見を行った。
写真左から眞庭GM、中山会長、野本選手、常田選手、原社長、前田HC
会場では、原毅人社長、中山太会長、眞庭城聖ゼネラルマネジャー(GM)、前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)が出席し、コーポレートスローガン、中期目標、シーズン目標を発表した。
コーポレートスローガンは「Lake up together」。原社長は「Lake upという概念と共に地域活性化に努め、バスケットボールクラブ以上の存在になりたい。バスケットを介して出会う人たち、出合う物事をよくしていきたい」と話す。
2024-25シーズンの目標は、大阪エヴェッサ、京都ハンナリーズとの関西ダービー勝ち越し、西地区勝ち越し、全体勝ち越し(60試合中31勝)、ホーム連勝、ホーム勝ち越し、平均来場者数4000人以上などを掲げる。原社長は「一つでも多くの成功体験を積み重ねていく。B1昇格チームの最多勝数29を超えたい」と意気込む。
滋賀は12日までに継続選手6人、新規加入選手7人を発表した。今シーズンの選手編成について眞庭GMは「前田HCが理想とするバスケットを実現したいと考えて進めた。早い展開のバスケットができる。3ポイントシュートを打てる。全員がトランジション(攻守の切り替え)でボールプッシュできる。この3つができる選手を集めた。ディフェンスでも足でしっかりプレッシャーをかけられるようにしたい。去年より平均身長が低いので、平面のバスケットボールで運動量を生かしてポゼッション数(攻撃の回数)を増やして勝負していきたいと思って編成した」と説明する。
前田HCは「選手はすばらしい個性がある。それぞれ輝く部分がある。それぞれの強みをコート上で発揮できるように、戦術の部分で引き立たせ、彼らの可能性を高めたい。選手を最大化して掛け算することによってチーム力が最大化されると思う」と話す。
在籍5シーズン目となる野本選手は「若いメンバーがそろっている。勢いやエネルギーを僕が先頭に立ってコートで表現していきたい。B1で新たなチャレンジのシーズンだと思う。周りの下馬評をいい意味で裏切って結果を残したい」と意気込む。
青森ワッツから移籍した常田耕平選手は「特別指定で入った三遠ネオフェニックスと、青森のブースターから温かく応援してもらった。活躍を青森まで届けたい。プレーオフで滋賀ブースターの熱狂を体感して、僕が滋賀ブースターのファンになることもあると感じた。滋賀ブースターに僕のファンになってもらえたら両思いみたいな感じ」と話す。
野本選手については「対戦相手としたら嫌だが、味方にいたら頼もしい。練習中からあの強度でマッチアップできるので、自分がレベルアップできると思う。あとは、かっこいい。さわやかふわっとイケメン」と話す。