リアル宝探しイベント「にじいろレイク探検隊」が現在、滋賀県内19カ所で開催されている。主催はトヨタモビリティ滋賀（大津市富士見台）。

パーフェクト賞の景品のオリジナル宝箱

　「宝の地図」に書かれた謎を解き、滋賀県の19のエリアで実際に宝箱を探すリアル宝探しイベントで、今年のテーマは「よみがえりし十九の妖（あやかし）」。滋賀県内を巡り19のてんぐや大蛇など「妖」にまつわる宝物を探し、宝箱に書かれたキーワードを「発見報告所」のトヨタモビリティ滋賀各店に報告した人に「発見賞」を進呈。19エリア全てをクリアした人には「パーフェクト賞」として宝箱を進呈する。発見報告は1人につき1度だけ受け付ける。

　2017（平成29）年から開始し、新型コロナウイルスの影響で中止となった2020年を除き、毎年夏に行っている。昨年までは期間が7月～9月だったが、今年は猛暑であることに配慮して8月～10月に変更した。2023年は約7100人が参加し、約70％が全エリアクリアした。トヨタモビリティ滋賀営業企画課長の宇野正樹さんは「初年度から全エリアクリアの割合が高く、驚いている」と話す。

　参加者からは「こんな機会でないと行かない場所に行くことができた」「県内にこんなところがあったのか」との声があるという。宇野さんは「10月まで開催するので、涼しくなる頃までゆっくりと時間をかけて参加してもらえれば。道中の滋賀の風景も見て、記憶にとどめながら捜索してほしい」と呼びかける。

　「宝の地図」は県内のトヨタモビリティ滋賀各店と琵琶湖博物館などで配布。捜索可能時間は10時～16時。エリアによって捜索不可日が設定されている。トヨタモビリティ滋賀各店は火曜定休、8月12日～16日、9月18日・25日、10月2日・16日、11月6日休み。参加無料。10月31日まで。