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守山で障害者向けサッカーイベント 体験教室、守山侍2000の試合観戦も

来場を呼びかける守山侍2000監督の井上さん、FCeightの大杉さん、シガラボの山中さん

来場を呼びかける守山侍2000監督の井上さん、FCeightの大杉さん、シガラボの山中さん

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 障害者向けサッカーイベント「わたSHIGA輝く障スポ400日前企画ダイバーシティサッカーday」が9月7日、野洲川歴史河川公園サッカー場(ビッグレイク)で開催される。

今シーズンの守山侍2000の選手

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 10時30分からは障害児・者のためのサッカー体験教室を開く。障害児・者のためのサッカースクールFC eightを運営している大杉誠人さんと、守山市を拠点とするサッカークラブ守山侍2000の選手がコーチを務める。サッカーコートの半分は一般に開放し、障害のある人もない人も芝生の上で自由に遊ぶことができるようにする。

 13時からは「守山侍2000応援企画」として、関西サッカーリーグ1部の守山侍2000対アルテリーヴォ和歌山の試合を観戦する。障害児・者を対象に選手と一緒に入場する「エスコートキッズ」を募集する。守山侍2000のグッズの抽選会も行う。

 イベントを主催する「シガラボ」の山中直人さんは「障害者福祉の仕事に従事した経験があり、デイサービスなどのない休日の過ごし方に選択肢があまりないことが課題だと感じていた。私の好きなサッカーで余暇を充実してもらいたいと企画した」と話す。2023年に初開催し、エスコートキッズや芝生での自由遊びに約70人が参加。守山侍2000の試合は約230人が観戦した。山中さんは「障害者が芝生でプレーする機会は少ない。芝生の上でボールを蹴る楽しさを体験してもらえれば」と呼びかける。

 体験教室のコーチを務める大杉さんは昨シーズンまで関西サッカーリーグ1部のレイジェンド滋賀で選手としてプレーしていた。大杉さんは「鬼ごっこなども取り入れて、体を動かすきっかけになれば。芝生の上をはだしで歩くだけでもいい」と話す。

 サッカー教室、エスコートキッズ共に、障害の種別、年齢は問わない。参加無料。

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