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大津で介護職の魅力を伝えるイベント マジックショーや大学生企画も

高齢者を疑似体験する来場者(2023年開催時の様子)

高齢者を疑似体験する来場者(2023年開催時の様子)

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 介護職の魅力を伝えるイベント「優しさヒカル 笑顔ヒカル ケア光ルーおおつ介護フェスタ2024-」が11月16日、ブランチ大津京(大津市二本松)で開催される。

介護職員のフォトコンテスト(2023年開催時の様子)

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 11月11日の介護の日に合わせたイベントで、2023年からブランチ大津京で開催している。メインステージではムーディ勝山さんが司会を務め、ピアノやギターの弾き語り、マジックショーなどを行う。ムーディ勝山さんも、外国人介護職員3人とトークショーを行う。トークショーでは、日本で介護職に就いた理由や外国人から見た日本の介護などについて話してもらう。介護職員から募集した川柳と写真コンテストの受賞作と、一般から公募した「大津の介護」ロゴマーク優秀作品の表彰式も行う。

 当日は、飲食ブースや県内の大学生の企画ブース、滋賀レイクスのシュートチャレンジなど40ブースも出店。龍谷大学は、学生が育てた米とみその販売や学生が考案した高齢者向け料理を提供する。滋賀短期大学の学生はネイル、成安造形大学の学生は似顔絵のブースを出店。市内の介護事業所は、うどんやパンなどの飲食を販売するほか、介護についての相談を受け付ける。介護用品や高齢者疑似体験セットも展示し、参加者に介護される側を体験してもらえるようにする。

 大津市介護人材確保対策室室長の井上仁志さんは「子どもから高齢者まで楽しめるイベントなので、楽しみながら介護について知ってもらいたい」と話す。

 厚生労働省は7月、介護職員の不足が2026年には25万人に、2040年には57万人に、それぞれ達すると発表した。「介護の仕事は、利用者に感謝され、やりがいがあり、なくてはならない仕事。今後、より必要とされるようになる。介護職員には自分の仕事が重要だと自信を持ってもらいたい」と井上さん。来場者には、「イベントをきっかけに介護の仕事に就いてみようと思ってもらえれば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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