Bリーグ1部の滋賀レイクスが12月24日、神奈川大学1年の長谷川比源選手との選手契約を発表した。
長谷川選手は2005年5月10日生まれ、横浜市出身の19歳。身長201センチ、体重82キロ。ポジションはスモールフォワード、パワーフォワード。本格的にバスケットボールを始めたのは中学3年生。将来NBA選手を目指す中学生を発掘・育成するプロジェクト「GLOBALLERS(グローボーラーズ)プロジェクト」の1期生として活動し、横浜清風高校から神奈川大学に進学。
2024年4月~5月に行われた第73回関東大学バスケットボール選手権大会(スプリングトーナメント)では平均14.0得点で出場全選手の中で2位、平均11.2リバウンドで1位の活躍を見せ、7月には第43回ウィリアム・ジョーンズカップに22歳以下の日本代表として出場。第100回関東大学バスケットボールリーグ(オータムリーグ)では平均14.5得点(8位)、11.3リバウンド(3位)と活躍した。
滋賀レイクスとの契約はプロ契約で、期間は複数年。大学は中退し、今後はプロ選手としての活動に専念する。
滋賀の眞庭城聖ゼネラルマネジャーは「大学1年生でありながらレベルの高い関東大学リーグで得点とリウバンドの平均ダブルダブルを成し遂げ、大学ナンバーワンのポテンシャルとも言われている大物ルーキー。2メートル超の身長も成長中とのことで、ビッグマンでありながらドリブルからアタック、スリーポイントシュートも打てるオールラウンダーであることが最大の特徴」と期待する。
大学を中退しプロの道を進むことについて「人生の中でもとても難しい選択だったと思うが、彼自身チャレンジを生きがいとする考えを持っており、このような決断に至ったと感じている。彼のような逸材が滋賀レイクスでのキャリアを選択してくれたことを心から感謝するとともに、責任を持って成長をサポートしていく」と話した。
長谷川選手は「滋賀レイクスという素晴らしいチームに入団できることをうれしく思う。滋賀ブースター(ファン)の熱い声援の中でプレーするのがとても楽しみ。熱意を持って、このような機会を与えてくれた関係者の皆さまに感謝するとともに、全力でチームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。
長谷川選手は12月29日に滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催される越谷アルファーズ戦からチームに同行する。