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守山の琵琶湖岸の菜の花が見頃 対岸の雪山と菜の花が共演

写真撮影に訪れた家族

写真撮影に訪れた家族

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 第一なぎさ公園(守山市今浜町)の約1万2000本の菜の花が見頃を迎えた。

愛犬と菜の花の写真を撮影する姿も多く見られた

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 琵琶湖岸の約4000平方メートルの園内に早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が咲き、訪れた人の目を楽しませている。管理を担当する守山市シルバー人材センターが昨年10月に種をまいたが、気温が高く、降雨量が少なかったことから発芽せず、再度種まきをした。例年は1月に咲き始め、1月下旬ごろに見頃を迎えるが、今年は降雨量が少なく、冬の気温が低かったことから生育が遅く、2月下旬に見頃を迎えた。シルバー人材センター中州班の管理担当者によると、見頃は今週末まで。

 2月に雪が降ったことから、琵琶湖の対岸の比良山系の山々に雪が積もり、菜の花畑の黄色とのコントラストが楽しめる。比良山系に雪が積もる風景は近江八景の一つに数えられ、「比良の暮雪(ぼせつ)」と呼ばれる。「比良の暮雪」と菜の花を写真に収めようと、26日には約1000人が来園した。

 27日に愛犬と菜の花の写真を撮影に来た京都市の河合彰子さんは「昨年も来たが、今年は咲くのが遅く、開花を心待ちにしていた。今日は天気も良く、撮影日和。雪が積もった比良山系が美しくて見た時に思わず声が出たほど。今年は菜の花の背丈が低くて写真が撮りやすい」と喜ぶ。

 入園無料。今年の開園は3月9日まで。

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