
びわ湖大津館イングリッシュガーデン(大津市柳が崎)のバラが現在、見頃を迎えている。
琵琶湖岸の5900平方メートルの英国式庭園に約300種3000株のバラを植栽している。5月から6月はツルバラ、オールドローズ、モダンローズの全てに花が咲く。琵琶湖や、ホテルを復元・改修したびわ湖大津館などを背景に咲く花を見ようと連日、多くの人が訪れている。
庭園を管理する京阪園芸の中川恵美子さんは「今年は昼と夜の寒暖差が大きく、時間をかけて咲いたことから、栄養が行き渡り、花数も多く、色鮮やかで大きく、香りも高い。香りも楽しんでもらえれば」と話す。現在、ツルバラやオールドローズが満開を迎え、四季咲きのバラが7分咲き。中川さんによると見頃は6月上旬まで。
草津市の女性は「毎年来ているが、今年は花が大きく見応えがある。家でも育てているので、イングリッシュガーデンでバラを見て種類選びと栽培方法の参考にしている。今日は満開のタイミングで来ることができてよかった」と喜んだ。
同園では現在、「春のローズフェスタ」を開催している。5月31日・6月1日には園内で「アンサンブル・コフィア」が演奏する「初夏のガーデン音楽会」を開く。毎週土曜・日曜にはバラや季節の草花の苗の販売も行う。
営業時間は9時~18時。入園料は、大人=330円、小中学生・65歳以上=160円。「春のローズフェスタ」は6月8日まで。