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堅田の琵琶湖岸でふなずし作り体験とクルーズ 「琵琶湖を五感で感じて」

琵琶湖の漁師で滋賀県漁業協同組合連合青壮年会会長の横江拓郎さんと杢兵衛造船所の仲野さん

琵琶湖の漁師で滋賀県漁業協同組合連合青壮年会会長の横江拓郎さんと杢兵衛造船所の仲野さん

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 琵琶湖の漁師がふなずしの仕込みを教える「現役漁師が教える!びわ湖の恵みを味わう 鮒(ふな)ずし講習会クルーズ」が7月29日、レークウエストヨットクラブ(大津市今堅田1)で開催される。

漁師が琵琶湖の漁の現状について話す

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 琵琶湖の漁師が講師となり、琵琶湖岸で琵琶湖産のニゴロブナを飯(いい)に漬け込む体験を提供する。漬け込んだふなずしのたるは参加者が持ち帰り、半年から1年ほど熟成させると食べ頃を迎える。漁師がニゴロブナと琵琶湖の生態系や漁業の現状についても講義する。

 当日は、琵琶湖大橋や浮御堂、雄琴沖までの琵琶湖クルーズと、看護師の大西結女さんが講師を務めるふなずしの栄養や腸内環境、免疫などについての講座も行う。昼食には、地元食材を使った弁当を提供する。

 レークウエストヨットクラブを運営する杢兵衛造船所の仲野智之さんは「琵琶湖を中心とした農林水産業と食文化『琵琶湖システム』が世界農業遺産に認定され1年がたった今、改めて琵琶湖の恵みと食文化の魅力、琵琶湖の素晴らしさを体感してもらいたいと企画した」と話す。

 「琵琶湖は、ただの大きな湖ではなく、人と自然が共に暮らし、育まれてきた場所。その象徴とも言えるふなずしを作り、食べ、学び、船に乗って琵琶湖を肌で感じて、五感で琵琶湖を知ってもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~14時。料金は1たる(1人)=2万5,000円。1たる(2人)=2万9,000円。

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