
草津市産のメロンを使ったデザートを提供する「近江草津メロンフェア」が7月9日、クサツエストピアホテル(草津市西大路町)1階レストラン「リヴィエール」で始まった。
草津市内の契約農家から仕入れた完熟メロンを使った2種類のスイーツを提供。「近江草津メロンメランジェ」(2,800円)と「近江草津メロンのプリン・ア・ラ・モード」(3,000円)を用意する。いずれも自家製メロンコンポートを使った「ぜいたくメロンソーダ」付き。コーヒーまたは紅茶も付く。
メロンメランジェは、カットメロンとスイーツの盛り合わせ。メロンは地元の契約農家から仕入れ、品種はその日によって変わる。スイーツはクリームブリュレやメロンタルトのほか、今年は草津市の花「青花」を使う食品用色素粉末入りの青いスイーツを初めて盛り合わせる。青花スイーツはジュレとマカロンを用意する。
「青花」は、書き友禅の下絵に使う「青花紙」の原材料として需要があったが、現在は着物需要の減少や代替品の出現が原因で青花紙を作る農家が2軒のみとなっている。食品用色素粉末は2024年4月、青花製彩(大路1)と湖南農業高校(草津町)が共同で開発した。
同ホテル料飲サービス課支配人の紙田和典さんは「熱や酸味が加わると色が変化してしまうので、きれいな青色を出すのに工夫した。今後も青花スイーツとして開発していきたい」と話す。
プリン・ア・ラ・モードは、は、メロンの器にプリンのほかメロンやキウイ、バナナなどの果物とヨーグルト風味のソフトクリームなどをのせた。
提供時間は15時~16時(ラストオーダー)。火曜定休。2種類とも1日15食限定。プリン・ア・ラ・モードは前日までの予約が必要。7月21日まで。