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大津で琵琶湖版SDGs「MLGs」イベント 小・中・高生の取り組み発表も

今年は世界湖沼の日にびわ湖ホールで開催

今年は世界湖沼の日にびわ湖ホールで開催

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 滋賀県独自のSDGs「MLGs(マザーレイクゴールズ)」のイベント「みんなのBIWAKO会議/COP4」が8月27日、びわ湖ホール(大津市打出浜)で開催される。

みんなのBIWAKO会議2024年開催時の様子(写真提供=滋賀県)

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 MLGsは、2030年の持続可能社会の実現に向け滋賀県が2021年7月1日、琵琶湖を切り口とした13のゴールを設けて策定。2022年から毎年、1年間の取り組みを報告する「みんなのBIWAKO会議」を開催している。

 今年は、世界湖沼の日に合わせ8月27日に開催。2024年度のMLGsの取り組みについて報告する「シン・びわ湖なう」の内容を学術委員である国立環境研究所琵琶湖分室の馬渕浩司さんらが評価する。ゴールに向けての最新の進捗状況も説明する。

 ステージでは、大津市在住のタレントで滋賀県立大学客員教授の川本勇さんが司会を務め、7つのトピックスを紹介する。コメンテーターに三日月大造滋賀県知事やタレントの田中律子さんらを迎え、環境と経済の両立などについて対談する。7月にオーストラリアで開催された世界湖沼会議に出席した高校生や、プラごみについて学んでいる小学生、世界湖沼会議に出席し世界農業遺産について英語でプレゼンした中学生も登壇し、それぞれの取り組みについて話す。女子フリースタイルスキー・モーグルの五輪出場選手で、MLGs広報大使を務める伊藤みきさんはMLGsを体で表現する体操「MLGs体操」の世界湖沼の日特別バージョンを披露する。

 びわ湖ホール内のホワイエでは15時から、MLGsに取り組む企業や研究者などのブースセッションを行う。

 当日の様子は川本さんのユーチューブチャンネルでも生配信する。滋賀魅力体験ウイークを開催中の大阪・関西万博会場のほか鳥取や島根とも中継をつなぐ。

 滋賀県琵琶湖保全再生課の曽我部共生さんは「MLGsについて分かりやすく説明するので、小学生から大人まで、全世代が学べる日になる。MLGsに関わってみたいが何をしたらいいのか分からないという人が行動を起こすきっかけになれば」と話す。

 開催時間は10時~17時。参加無料。参加申し込みは25日までウェブサイトで受け付ける。

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