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野洲に祖父から受け継いだ民家を改装したカフェ 自家製ケーキを提供

「生まれ育った野洲にカフェを作りたかった」と話す店主の太田さん

「生まれ育った野洲にカフェを作りたかった」と話す店主の太田さん

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 カフェ「心花」(野洲市妙光寺)が11月1日、オープンした。

祖父から受け継いだ民家を改装したカフェ「心花」

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 野洲で生まれ育ったパティシエの太田茉奈さんが、祖父から受け継いだ民家を改装し出店した。「亡くなった祖父が『お城にしたい』と作った建物を、みんなが訪れる場所にしたかった」と太田さん。照明器具や暖炉、一枚板など元からあったものを残しつつ、和モダンな雰囲気に整えた。席数は22席。

 中学生の頃からカフェを開くことを目標としていた太田さん。専門学校で製菓を専攻し、大阪府内のホテルでパティシエとしての勤務を経て、開店にこぎ着けた。

 看板メニューは和の要素を入れたケーキで、白みそを使った「和の米粉ガトーショコラ」(800円)や「きなこシフォンケーキ」(750円)などを用意する。フードは「ハムチーズホットサンドセット(スープ付き)」(800円)等を提供。ドリンクは「心花オリジナルブレンド」(680円)や「食好茶(しょっこうちゃ)」(870円)など25種類ほどをそろえる。

 太田さんは「私自身がつらかった時、カフェに1人で行ってのんびり過ごすのが好きだった。店名には心に花が咲くような空間にとの思いを込めた。この店も誰かの居場所になれば」と話す。

 営業時間は8時~16時。月曜・火曜定休。

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