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琵琶湖岸のLAGO大津で1周年記念 1万本目指し植樹イベント

木を植える大津市の小学生

木を植える大津市の小学生

 和菓子店「LAGO 大津」(大津市由美浜4)で3月30日、開業1周年を記念した植樹イベント「未来へつなぐ1万本の森づくり」が行われた。

植樹イベントに県内外から37人が参加した

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 同施設を運営する和菓子製造販売のたねや(近江八幡市)が主催。当日は県内外から未就学児から大人まで37人が参加し、実のなる木を中心に約60本を植えた。鳥が訪れる環境づくりを目的に選定したという。

 LAGO 大津では約1万5000平方メートルの敷地の約9割で「琵琶湖の森」と名付けた森づくりを進めている。オープン時に約4000本を植樹し、現在は約5200本に達した。オープンから5年をかけて1万本まで増やす計画。

 当日は植樹に先立ち、滋賀県知事の三日月大造さん、写真家で里山環境プロデューサーの今森光彦さん、たねやグループ社長の山本昌仁さんによる鼎談(ていだん)も行い、自然と共生する地域づくりや里山再生の意義について意見を交わした。

 たねやはLAGO 大津での生物多様性の調査結果を発表。2023年に174種だった生き物や草花が2025年には736種まで増加。昆虫は56種から201種に増え、両生類や爬虫(はちゅう)類も新たに確認されるなど、環境が整ってきていることを紹介した。

 植樹では、参加者が苗木の向きを調整しながら作業を行い、土と堆肥を混ぜて根付きやすい環境を整えた。LAGO 大津では、堆肥には敷地内の落ち葉やコーヒーかす、食品残さを活用し、循環型の土作りにも取り組んでいる。

 大津市から参加した9歳の長崎(崎はたつさきが正式表記)拓海くんは、木の向きを考えながら丁寧に植樹作業を行った。「秋になると実がなると聞いたので、また見に来たい」と話していた。

 山本さんは「自然との共生には時間がかかるが、3年後、5年後には森としての姿が見えてくる。琵琶湖につながる環境を守りながら、次世代に残していきたい」と話す。

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